マリアージュ・ド・ケイ

237,600円

コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ ミュジニー [2006]Comte George de Vogue Musigny

コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ ドメーヌの所有畑は婚姻や相続、交換、購入を経ながらも、創立以来5世紀に亘って途切れることなく同一家族に守られています。ドメーヌに名を冠するジョルジュ・ド・ヴォギュエ伯爵は、父アルチュール氏の逝去にともない1925年に家督を引き継ぎました。以後50年以上に渡りドメーヌを運営し、今日の世界的な名声を確立しました。1987年のジョルジュ氏の逝去後は、一人娘のエリザベート・ド・ラドゥセット男爵夫人が18代目を務めます。 所有は12.5ha。うちグランクリュが10ha。中でもミジュニィは7.2haと全体の3/4。古区画のプティ・ミジュニィはモノポール。年産わずか3.5万本を世界中の愛好家が分け合います。ドメーヌの評価は1970年代低下したこともありましたが、1987年の当主交替の際にスタッフを一新し、かつての栄光を取り戻しました。栽培責任者のブルゴーニュ氏、エノロジストのミエ氏、販売責任者のぺパン氏に分担が分かれ、それぞれが最高質のワイン造りという同じ目的を持って仕事に取り組んでいます。化学肥料は15年前より廃止しています。 ■ コント・ジョルジュ・ド・ヴォギエ ミュジニーラズベリーやブラックベリーなどの赤黒系果実のアロマが広がり、強い輝きがしっかりとした酸を連想させます。赤バラやスミレ、牡丹など華やかでフローラルな香りに、バニラやナツメグのニュアンスが重なり、多層的で複雑な印象です。口に含むと、凝縮した果実味と豊富ながらもフレッシュな酸が感じられます。丸みのあるタンニンがしっかりとした骨格を形成。ミネラル感とスパイスのニュアンスと共に、長く複雑な余韻が続きます。